| 新宿区にあるみゆきビルは、築４０年以上経ている鉄骨鉄筋コンクリート造の建物であるため、昨年か
ら順次耐震補強工事を実施しています。耐震補強により延びるであろう建物寿命を見越した設備投資を行うことになりました。 ３部屋の空室の住戸内の内装や設備機器のリニューアル事例をご紹介します。 |
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501号室
| 玄関から居間までの奥行きが長い廊下となるので、片側の仕上材を木目調にして変化のある空間とし、
視覚距離による心理的な安心感を持てるように配慮しました。 また居間空間は一面が全面連続窓となる明るい空間となるので、暗くて落ち着いた廊下空間とのメリハリを出しています。 また、廊下空間から連続した木目調壁を一面全面に施し、居間の連続窓面との対比で落ち着きも備えた空間としました。 |
603号室
| 既存居室はワンルーム空間のほぼ中央部に押入収納が配されており、利用空間が二部屋に分断されて いました。この押入収納部分を含めて長手方向の一面全面を収納壁として活用し、収納壁面を全面木 目調壁とすることで部屋に統一感を持たせています。水廻りは極力コンパクトにしながらも、独立便所、 １２１６サイズのユニットバスを設備しています。。 |
705号室
| ローコストによるリフォームを求められましたので、水廻りのみを更新し、居室部分は既存仕上材に 上塗り塗装を施工する程度で留めています。居室の既存天井は、部位により様々な材料で仕上がって いたので、天井全体に統一感が無く、居室空間に落ち着きがありませんでした。そこで塗装色を黒色 にして異材料の質感を無くし、形状違いも目立たなくなり、居室全体が引き締まった空間となりました。 |
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